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2013年4月26日金曜日

2013年4月26日 日本語:麗江で鶏肉を食べて鳥インフル感染?省衛生局はデマと否定-中文和訳記事

ソース:丽江有人吃泡鸡脚染禽流感?省卫生厅通报:纯属造谣_云南网(2013年4月26日7時30分41秒)(2023年10月17日リンク切れのためリンク削除)

(以下引用)

麗江で鶏肉を食べて鳥インフルエンザに感染か 省衛生局はデマとして否定

25日14時現在で雲南省内は感染者0、警察当局はデマ発信源を調査中


麗江でH7N9型鳥インフルエンザ感染者が確認されたと言う情報が微博(訳注:中国版Twitter)、微信(訳注:中国版LINE)などのネット上で広まり、一部の市民を恐怖に陥れた。

昨日、雲南省衛生庁はこのような事態は起きていないとして、このデマを否定した。

2013年4月24日水曜日

2013年4月24日 日本語:うちの小学生の子は昼寝の時間がない?交通渋滞と学校の授業時間-中文和訳記事


中国の(都会の)小学校は基本的に保護者が送り迎えをしています。親もいるようですが、祖父母がしていることが多いようです。その事情と、慢性的な交通渋滞が重なって今回の話に…


小学提前上课学生不能午休? 校方为缓解交通拥堵_云南网(2023年10月17日リンク切れのためリンク削除)


(以下引用)

  雲南網(訳者注:雲南の新聞社のサイト)の掲示板に、蓮華小学校の児童の親を名乗るネットユーザーからの書き込みがあった。「周辺の交通渋滞緩和を目的に、昆明蓮華小学校の児童は12時一度放課、1時半に再び登校し、4時に放課になる。こんな昼休みの時間がないなんて、子供たちに授業中居眠りさせるつもりか!」―本当に児童に午後の昼休みがないのだろうか?この措置は本当に交通渋滞の緩和に有効なのか?これらの疑問を持ちつつ、4月17日午後、記者は蓮華小学校で取材を行った。

2013年4月22日月曜日

2013年4月22日 日本語:飛行機で搭乗拒否-中文和訳記事


「雲南省保山で47名の乗客が搭乗拒否される」

ソース:保山47名乘客搭飞机遭“拒载”_云南网(2013年4月19日)(2023年10月17日リンク切れのためリンク削除)

 昆明からの旅行客だった劉さんは、昨日11時10分に出発する中国東方航空MU5741で保山から昆明へ向かう予定だった。ところが、離陸30分前に手続きを終わらせると、「滑走路と機体の問題により、当便は乗客全員を搭乗させることが出来ません。午後の便へ乗り換えください」と伝えられた。劉さんと同じ状況に置かれた46名の乗客も同じく乗り換えるよう言われた。劉さんたちが搭乗できずに困っているときに、ほかの70名はその便で行ってしまったことに、最もおかしいと感じている。「なぜ皆同じ乗客なのにこうも待遇が違うのか?」と。

 飛行機の搭乗拒否などあるのだろうか?昨日午後、保山空港は、「当便は滑走路がボーイング737-700型機の満席で離陸できる条件に達していなかったので、安全を優先し、乗客を分乗させることとしました。」と回答した。


乗客の疑問

何故乗せられないほど多くの客にチケットを販売したのか

2013年4月20日土曜日

2013年4月20日 日本語:「昆明の大気、全国30位に」-中文和訳記事

中国環境保護部は19日、2013年3月度及び第一四半期の74都市の大気汚染状況を発表した。74都市中国国内で先立ってPM2.5を観測している。

発表によると、(訳者注:恐らく3月度のデータにおいて)74都市全体では基準値を下回った日が全体の54.4%で、基準値を超えたのは45.6%だった。そのうち、軽度汚染が26.9%、中度汚染が10.0%、重度汚染が5.9%、厳重汚染が2.8%を占めた。主な汚染物質はPM2.5とPM10で、PM2.5は平均36.5%、PM10は平均30.4%基準値を超過していた。

各都市の大気汚染指数では、唐山、石家荘、西安、成都、邢台、保定、西寧、邯鄲、廊坊、太原が、今月の大気汚染悪化と砂塵の影響で比較的重度の汚染だった。海口、舟山、ラサ、福州、惠州、珠海、麗水、深圳、アモイ、張家口では比較的軽度だった。


2013年3月8日金曜日

2013年3月8日 日本語:通訳ボランティアは「誰得」なのか

先日、大阪市天王寺区が無報酬でデザイナーを募集したという話で、デザイナー業界側から批判が起こり、撤回することとなった。

区が無報酬デザイナー募集…抗議殺到、計画中止 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130302-OYT1T00306.htm?from=ylist

「公共の場所で宣伝が出来るので無報酬でもかまわないだろう」という考えが根底にあったようだ。批判は全くそのとおりだと思う。メディチ家は宣伝できるからという理由で無報酬にしたか。していない。この無報酬デザイナーの件では、Twitter上でも反応している人が比較的多かったように思う。

しかし、翻訳に関してはどうか。

たとえば、「市役所 通訳ボランティア」とGoogleで検索する。そうすると山のようにボランティアの仕事が出てくる。これらの仕事は本当に対価が0で行われるべき仕事なのか。ボランティアに参加する側も「国際交流が出来る」という聞こえのいい言葉にだまされてはいないか。例えばもし営業の仕事を任されて、「人とのコネクションが出来るから」という理由で減給されたらたまったものではないだろう。でも通訳ボランティアではそれが普通だと思われている。

通訳ボランティアの仕事は誰にでも出来る低レベルの仕事だからだろうか。それも違うと思う。先ほどの検索で出てくるボランティアの仕事は、例えば、在留外国人の生活の手伝いだったり、観光に来た外国人旅行客への案内だったり、外語話者の子女教育におけるサポートであったり、これらの仕事はそう簡単に蔑ろに出来るものではない。在留外国人の生活の質に直結したり、外国人旅行客の観光地の評価につながる大きなものである。それは将来的にその街自身に返ってくる。

ただ、この問題は行政を批判するだけでは意味を成さないと僕は思う。ここ最近、実家に帰省しているときにある中国人中学生の支援に何度か中学校を訪問した。その中学生も両親の事情で日本に来ることになり、日本語の勉強を全くしないままこちらにきており、転学当初は同級生はおろか、教師とのコミュニケーションにも事欠く状態であった、と聞いた。実際僕が行った時も、他の生徒とコミュニケーションが取れているとは言いがたく、担任教諭の指示も正確に理解しているとはいえなかった。

この生徒へのサポートは、週1回か2回(記憶があいまい)ほど、残留孤児・華僑の子弟が多い他学校の中国人教師と、ボランティアで来ている中国語話者の女性の方がいらしてされているとのことであった。僕は時間があるときのみだったのでほとんど何もできなかったが、学校長から話を聞くと、予算の都合上ボランティアに来る人の交通費すら出すことが出来ない、とのことで、しかしながら、サポートする方も中学生とは年が離れているので共通の話題が少なく、その点での難しさがあるとのことだった。この生徒はそれでも2年ほどでかなり日本語が上手になっていた(僕なんかは8年もかかってやっと中国語が少し出来るようになったレベルだが)。ここに予算を出せないのは、行政そのものが昨今の財政的問題により出し渋っていることと、それを監督すべき地方自治体の議会がそのボランティアの存在に甘んじて評価をしなくなっていることに問題があるのではないか。「国際交流が出来る」という砂糖の山に群がるアリを、アリジゴクが意のままに食べつくさんとしている。

もし本当に「グローバル化」とかそういうのを言い出すのであれば、ここにかかるコストを軽視してはいけないと思う。「言語は道具だから」というのは外語を勉強しているとよく聞くのだが、道具であるからこそ、正しい使い方を出来る人を適切に評価し、それによって問題が起こらないようにすることが必要なのではないか。外語を勉強しろ、といってもその能力を評価されないのであれば、やる人がいなくなり、ひいては国際化に逆行していく。