2013年5月1日水曜日

2013年5月1日 日本語:高齢者向け健康セミナーで催眠商法-中文和訳記事



ソース:昆明老人健康 者暗访发现存在推_云南网(20135181053秒)


(以下引用)
無料健康セミナーで、お金や粗品のプレゼントも 百人を超える高齢者が聞き入る
健康セミナー、それとも詐欺?

4月初旬、記者は「高齢者向けセミナーで、セミナー終了後、菜種油や薬品のプレゼント、金銭やお菓子まで配っているらしい」との市民の通報を受けた。昆明市穿金路斉宝ホテル横のフットサルコートでは、46日から毎朝一時間の高齢者向け健康セミナーが開催されている。「無料でプレゼントをもらえるとあって、百人に上る高齢者が毎日時間通りにここに来ている。聞いた話では、セミナーの途中で主催者が高齢者に対して高価な健康食品を販売しているらしい。そして、420日以降、会場のお客に豪華粗品をプレゼントすると言っているらしい。中で詐欺行為をしていると思う」果たしてこれは慈善活動なのだろうかそれとも公益の名の下に商品を売りつけるような違法行為なのだろうか。記者はこの一ヶ月潜入調査を行い、『中国長寿促進会、長寿プログラムで調和の取れた中国を』という名前の健康セミナーが無許可の健康食品を販売し、また、この健康セミナーが行政の工商部門の許可を得ずに行っていることを確認した。427日、盤龍区工商局の行政執行担当者が現場捜索を行い、違法な販売が行われていなかったか調査が進められている。




厳しい入場
48日、春城晩報記者の潜入捜査開始


8時、記者は通報で言われていた穿金との比較的裏にある室内フットサルコートにたどり着いた。入り口にはすでに多くの高齢者が押し合っていた。高齢者の人々はおしなべてこの健康セミナーに参加するとのことであった。その前日セミナーに行った人は300mlの菜種油がもらえたのだと言う。

8時になると、健康セミナーが始まった。黒いスーツを着た職員が高齢者を会場に引き入れ、青いプラスチックの椅子に順次座らせた。全ての高齢者は聴講カードを手にしていた。聞いた所、10元(約160円)で購入したもので、毎日セミナーを受講する際にチェックしてもらい、来た回数が多ければ、セミナー後に主催者からのプレゼントをもらえるということだった。そのほかにも、主催者は会場に入る全ての高齢者にカードを渡しており、出入りの際それを提示するようにしていた。これについて、職員は高齢者の安全と現場の規律のために行っていると述べた。
若い人は入るのが難しくなっており、職員が身分とここに来た目的を繰り返し質問していた。記者は親の代わりに来たことにして、ようやく会場に入ることが出来た。

主催者には強い後援があるようす

高齢者が多く集まっていることもあり、空気はよくなかった。会場にはプロジェクターと講壇が置かれており、壇上には銀杏葉や天麻などの健康食品のロゴ入りパッケージが並んでいた。会場の真ん中には、『中国長寿促進会、長寿プログラムで調和の取れた中国を』という垂れ幕が掛かっており、もう一方の壁には協賛各社のものも掲げられていた。中華慈善総会、中国生命工程院北京健康科学研究所、哈薬集団製薬総廠と吉林修正薬業など十数の組織、製薬工場の名前があった。

セミナー会場では、一人の中年男性がその講壇に登り、普通話で高齢者に病気と健康に関する話をしていた。多くの高齢者はこの男性が身分証のコピーを会場の客全員に渡し、ボランティアであると言った。高齢者たちは皆彼を「李先生」と呼んでいた。李という男性は手を振りかぶり大声で語り、病気の害について語るときは一層動きが激しくなった。話が山場に差し掛かると、聴衆が次々と拍手をしだした。

セミナーの間ずっと、何人もの職員が回りに立っており、また、2人の男性が出入り口に立って監視していた…

9時ごろ、セミナーは終了し、プレゼントの時間になり、聴衆は次々と講壇の前へ並んだ。当日のプレゼントは『田草止痒膏』という塗り薬だった。プレゼントを受け取った高齢者は嬉しそうに、口々に主催者は愛のある企業だといった。

毎日変わるプレゼント

411日朝8時、記者はまた親の代わりということで会場に入った。この日もまた、李という男性が講義を行った。

セミナー終了後、記者は病気の高齢者に代わってもらいに来たことにして、会場の職員にプレゼントを受け取りたいと伝えた。職員はカードがある人だけにしか渡せないと言ったが、記者の再三の要求に折れ、青い袋の中から、透明のビニール袋に包まれた4粒のアザラシ油(訳注:サプリメント?)を渡した。そして何度も「あなたの気持ちに感動して渡したので、ほかの人には秘密にしてください。20日に来れば、もっと多くのプレゼントがあります。そのときは冬虫夏草などの高価なものもありますよ。2いつもより20分早く来て下さい」と言ってきた。

その後数日して、主催者のプレゼントはより多くなった。412日から14日は毎日セミナー終了後に5元(約80円)の朝食代を渡していた。ある老人女性はお金を数え、10元で聴講カードを買ったが、3日間で15元受け取ったといい、「5元ただ渡してるようなもんだ、これが慈善活動じゃないなら、こんな損するようなことをするかい?友達にもこのセミナーに来るように言うよ」と。

その後も「エサ」はますますいいものになり、主催者は健康食品の販売を始めた。しかし、このセールスは原価割れで行われていた。50元の霊芝が売れた次の日には50元を現金でプレゼントとして返していた。そうこうしているうちに、多くの聴衆は「商品を売らないどころか、お金をくれる」と思うようになっていた。

健康セミナーが販売会に

ついに主催者の言う「豪華プレゼント」の時間になった。

420日から、主催者は聴衆に向けてアザラシ油などの健康食品を販売し始めた。422日、記者は病気の老人の代わりに購入したいとして、職員にアザラシ油の値段を尋ねた。職員は1セットの値段は999元(約16000円)で、1セットにつき天麻冬虫夏草エキスを6瓶、記念硬貨、さらに「VIP」の旅行カードを付けると話した。999元を払ってアザラシ油を購入した高齢者は「『愛のある企業』が言うには、店舗で買えば3000元(約48000円)以上はするだろうと。それにこの旅行カードも900元はするらしい!住所や電話番号を書いておけば、抽選で旅行にいけるらしい」しかし、どこに旅行にいけるのか誰も知らなかった…

それまでの出来事が、多くの高齢者を油断させたようで、ある老人は「主催者の気持ちにこたえて、私もお金を払ってこれらの健康食品を買いたい。考えてみろ、今まででただで貰ったものだけでも999元以上いくぞ」と言って、その日21日だけでアザラシ油を2セット購入、1998元を支払った。

426日、記者は再び現場へ向かった。職員は『健康之星エネルギーアイマスク』なる健康グッズを販売していた…

わかっているのは、420日から健康セミナーが販売セミナーになり、李と言う男性はセミナーで健康グッズの効能を紹介していたことだ。

フットサルコートの職員によると、主催者はコートの使用権を一ヶ月間、毎日一時間借りているとのことあった。しかし記者が薬を買いに来ていることを知ると、フットサルコート職員は「買わないほうがいい。あいつらはものを運んでくるときはいつもこっそりやっている、この薬も本物かどうか怪しいもんだ」となだめるように言った。また、その職員は、この「健康セミナー」が工商部門の許可を取っておらず、製薬工場の販売許可も取っていないと教えてくれた。

領収書には金額が記入されず

427日朝8時、健康セミナーはまだ続いており、聴衆もまた今までのようにまじめに聞いていた。820分、盤龍区工商局の職員がセミナー会場に現れ、商品と李と名乗る男の関連証書を検査した。李と名乗る男はまたも「ボランティアであり、慈善活動としてやっている」と話した。

記者が会場で把握した所によると、この期間でおよそ200人が999元のアザラシ油を購入していた。

一部の高齢者は領収書を持っていた。印鑑は「昆明市西山区向慶秋保健食品経営部」で、420日、21日に集中して発行されていた。品名欄はアザラシ(海豹)の「豹」の字が書き間違われていた。そして、おかしいことに金額が記入されていなかった。ある老人は、そのときもおかしいと思ったが、販売側が「まだ一部商品を無料で配るのでとりあえず記入しないままにしている」と伝えられた。大半の人は「ほかの人もそのことを聞いていないから聞かなかった。それに無料でくれたものも多かったので」と聞くこともしなかった。

記者が会場で発見した健康食品のパッケージを見ると、ここで売られたものには正規の薬品製造番号がなく、パッケージにある生産地は香港または国外のものとなっていた。しかし、パッケージの上にあった発送伝票によると住所は広州だった。ネット上で調べたが、これらの健康グッズ、健康食品に関連する情報は得られなかった。

「販売していたのではなく、配っていただけ」

「名前を書き間違えたのは当方の職員の問題です」記者のインタビューに李と名乗る男性は答えた。健康セミナーの主な目的は高齢者の健康意識を高め、長寿を促進させることであり、「より多くの高齢者に参加していただけるよう、今回のキャンペーンでは多くの医薬関連企業が協賛となっており、協賛各社が皆さんに幸せをもたらしているのです」と話した。

会場で健康グッズ・健康食品を販売したことに関して、男性は「売っていたのではなく、配っていただけです。輸送費をいただいただけで…」と答えた。皆に分配するため、レシートに金額を書きたくなかったという。販売していたアザラシ油については、「これは中国の輸出企業が生産している最高のアザラシ油で、EUとアメリカの参入許可をすでに得ており、外での販売価格は1298元(約4800円)だ。もしこの値段(12999元)で販売していれば絶対に赤字になる。このアザラシ油の値段なら調べてもらってもかまわない」と述べた。

男性は長寿促進会の職員である証明書を取り出した。記者は長寿促進会での具体的な職務について質問したが、「私はボランティアで、お金は受け取っていない」と言うだけだった。ネット上で検索しても、長寿促進会の正確な情報は見つからなかった。男性は、工商局は合わない、態度が横暴だといっていた。この数日間アザラシ油は販売していないといい、いつまで販売していたのかと聞くと、「覚えていない、かなり前だ」と答えた。

工商局職員はお金を出して健康食品健康グッズを購入した人から情報を聴取し、この健康セミナーを中止させた。違法販売行為があったかどうかについては、関連商品の検査が進められており、この事件も調査が進めば、結果はマスメディアに発表するとしている。
(引用終わり)


文中に出てくる「アイマスク」ってこんな感じのやつです。


日本でもこういう健康セミナーってありますよね。



僕の実家の近所も一時期はやっていて、パンやら卵やら無料配布していました。まさにこれと全く同じ状況で。もしかするとこの商法が日本から輸出されたんでしょうか?


ところで、長寿促進会と聞いて中国民主促進会を連想してしまった件

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