この記事は、2011年10月22日 日本語:大理国の首都だったところに行ってきた。前編の続編です。
大理古城 |
大理2日目以降はほとんど街歩きでした。2日目は、午前中はぐだぐだして、昼に白族のレストランでご飯を食べました。こちらのレストランは、店頭に食材が並んでいて、その食材を選んで、調理法を指定して調理してもらうという方法で、大概にしてメニューがないので少し面倒です。値段もわかりにくいですし…値段がわからないのでぼったくられてるのかどうかすら良くわからないという…観光地価格のような気もするんですけどね。
その後大理古城内にある大理博物館に入りました。大理博物館は建物は平屋で何軒かあり、中国でよくある碑文が外に展示してあったり、古城の通りに比べると人もほとんどおらず、ゆったりした空気が流れていました。屋内の展示は大理が仏教国であったことに関連する仏像や、いかにも中国らしい愛国烈士の展示などがありました。無料でした。
次に五华楼(五華楼)に上りました。ここは有料(確か5元)ですが、大理の町並みを望む事が出来たので、結構良かったです。西北方向には大理三塔(仏塔)も見えました。ここも下の人どおりの割には空いていてなかなか良かったです。
大理博物館 いろいろ削られているのは文革のせい? |
そして、中国大理农村电影博物馆へ。この建物の前に広場があるのですが、ここでは毎晩8時頃に映画を流すらしいです。僕はついぞ見に行きませんでしたが。夜中に通った時は多くの人が見に来ているようでした。この博物館も入場無料で、館員が言うには、大理市政府からの補助金などで管理経費を賄っているとのこと。中には昔の映画ポスターや撮影機材、放映機材、撮影に浸かった民族衣装などが展示してありました。
博物館を出て、その後は古城内の街歩きをして、夜中にも同じく街歩きをしました。ジョークTシャツが売ってるところでは「日本商品を追い出せ!」見たいなのも売っていて、本気で言っているのかどうか理解に苦しみました。
洋人街 とってもおしゃれ。 |
3日目は午前中五華楼を通り、洱海门(洱海門)をでて、城外の東南部をぐるっと歩きました。城内こそ店もあり、観光客も多いのですが、一歩城の外に出ると、本当に何もないです。城外に出たことを後悔しました。洋人街という外国人向けのレストランなどが並ぶ通りで昼食を食べ、大理湖上を後にしました。大理古城から大理市内(下关,下関)まではバスで移動したのですが、白族の民族衣装を着た乗客なども多く、上海などとは違った感覚でした。
大理市内につき、大理白族自治州博物館へ行きました。ここはガイドブックなどでもほとんど紹介されておらず、駐車場の広さの割には人がいませんでした。ここも無料で、大理の歴史、仏教遺産、白族文化、白族の宗教状況などについて展示されていました。特に白族の宗教については興味深かったです。基本的には仏教信仰のようなのですが、集落や町ごとに神様がいて、祭りでは神輿を担いで回るようで、どことなく日本と近いな、と思いました。
大理駅 ちなみに夕方5時。 |
博物館を出て、洱海公園に行きました。公園とは言え、中にまるまる山が収まるような場所で、少しのぼりました。洱海の見える北西側から、南側まで歩いたのですが、南側の入口には間に遊園地みたいなものもあり、子供たちが楽しそうに遊んでいました。そのまま大理駅まで歩いたのですが、レ者が出るまで4時間以上あったので、駅の近くの新華書店へ向かいました。しかしながらこの新華書店が予想をはるかに超える小ささで、まともに本が置かれていなかったので、街歩きを続行しました。途中で一度野良Wi-Fiを拾って少しネットにつなげた後、近くのウォルマートまで行き、Dicosというファーストフードの店で食事をして、駅に戻りました。
駅の売店で見かけたのですが、なんか日本のコンビニの隅にあるような雑誌が…中国もこういうのあるのかーと思って感心しました。タイトルからして小説雑誌のようでしたが。
余談ですが、大理古城の玉洱路という通りには非合法の風俗店が並んでいるようです。怪しいピンクの蛍光灯がなかから漏れていて如何にも怪しい雰囲気を出していました(入ってはいないです)。夜中に一度通ったのですが、大理古城の他の通りでは別段気付かなかった日本人が、ここでは何度か目にしました。少なくとも日本語どうにかしろよって思いましたよ。ええ。日本人目立ちすぎです。
大理は空気がきれいでいい町でした。時間があればまた行きたいです。
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