2013年11月23日土曜日

2013年11月23日 日本語:婚学™とは全く関係ない大学生活の話

  ここ数日婚学™の話ばっかりして頭が疲れたので、ちょっと別の話をしようかと。それにこのブログの更新頻度が低いし…ぜひ最後まで読んでください。(投稿当日の20:52に下から2つ目の段落を追加しました。)

  大学に入ってから間もないとは言わないまでもそこまで時間がたっていなかったころ、キャンパス内で知らない学生から声をかけられた。「君、今の大学生活に満足してる?」と。僕は「そうですね、まぁまぁじゃないですか」となんとなく返事をした。彼らが言うには彼らはボランティアサークルに所属しているらしい。

  彼らは続けて「君1年なんだ、いま大学生活始めたばかりで不安に思ってたりすることとかあるよね?」と聞いてきた。確かに大学生活といっても始まったばかりで、それなりにクラス内の交流が多い所ではあったが、家の中だけでなく大学内でも一人で行動していることが多々あった。小中高もあんまり大勢と絡むのが好きなタイプではなかったが、家でも喋らないようになると少なからず精神的なダメージも出てくる。



  「僕たちのサークルはよりよい学生生活、ひいてはよりよい人生を送るためにいろいろやってる所なんだ」と彼らは言う。昔も今もちょっと左寄り気味の僕はボランティアとか助け合うとかそういうワードを出され少なからず興味を持ってしまった。その日彼らと連絡先を交換した。

  ただ偶然なのか、それとも少し謀っていたところもあったのか、別の日にそのサークルの別の人からも勧誘を受けた。「あ、それって○○ってサークルですよね。この前△△さんと□□さんからも話を聞きましたよ。」そう話すと、その人も「そうなんだ!なんかそういうのってやっぱり縁があるんじゃない?いろいろなことやってるから興味あったら説明するよ」と。

  彼らが折角だから僕の家を訪問してちょっと面白い遊びをしてこのサークルのことを理解して欲しいと言う。まぁうちに人来るなんてそうそうないし(そもそも来る前提ではないので部屋が汚い→人を来させたくないの悪循環)人とつながるいい機会だと思って「いいですよ」と答えた。

  うちに来た彼らは(汚部屋に少し驚いているようだったが)、とあるゲームを取り出した。複数人でやると盛り上がる、誰か一人が失敗して「あーやっちまったー」みたいな感じになるゲーム。それを協力してより良い結果を残すことで、皆が仲良くなるのだという。変な遊び方だなあと思いつつも、わざわざうちに来てこうやって仲良くしてくれてる、いい人たちだな、と感じていた。

  「今度OBの人が来るんだけど、話聞いてみない?大学卒業してすごいことやってる人だよ」とメールが来たので、「ぜひ話を聞かせてください!」と返信した。数日後、図書館のセミナールーム(院生などが良く使っていた、少人数で発表の練習や勉強会なんかできそうな小さい部屋)で、その話を聞いた。人生とはどういうものか?人生の目的とは何か?それをかなえるためには大学では何をすべきなんだろう?僕一人に対してわざわざ数人でやってくれたその話は、僕に対してどのように考えているのか多くの質問をしてきた。僕はひとつひとつに答えたが、「それは違う」とは言われることはなかった。当時は理解してくれる人がいる、そう思えていたのかもしれない。

  後日勧誘してきた人で一番年齢上だったかな、部長だったかもしれない、その人が今度合宿するんだけど、参加しない?ときいてきた。合宿ではこの前の遊びをもっと大きくしたような感じで男女混じってスポーツしたり、一緒にご飯食べたりするらしい(説明を聞く限りは楽しそうな合宿だった)。「ふーん、いいんじゃない?」とおもって話を聞いていると、合宿は週末の1泊2日かなんかなのに2万か3万くらいいるのだと言う。「どこに行くんですか?」と聞くと「車で行くんだけど、郊外のほうに合宿所あるから借りるんだ」と。それはちょっと面白そうだけどお金ないし…ちょっと言葉を濁すようにして断った。

  その後も何回か「話聞いて」みたいになって、「合宿にいって帰ってきた人はみんな『アレに参加してよかった』『あれだけのお金を払った価値はあった』といっているよ」そういう話を何回も聞かされた。参加した人たちはこのサークルに入ってよかった、人生の目的が、そしてどう生きていくべきなのかわかったと異口同音にしていたらしい。それでも「何万も払うなら家でニコ動見とこ(その頃悪友にニコ動の存在を教わった)」となってしまったオタクな僕は、「今回は遠慮させてください」と断った。

  後になって知ったことだが、そのボランティアサークルと言うのはダミーサークルで、とある宗教団体が下部組織として設置していたものだった(つまりOBはその宗教の信者の方だった)。要するに、その合宿まで参加してしまった人たちは見事洗脳されて、お金と計り知れない対価を払った上で、「良い評価」を下していたのだ。もちろん彼らはその合宿で学んだことが間違いだと思わないし(思わないから合宿終わるまで残ったわけで)、彼らに「それ、3万円払わなくても、いろんな方法で人と仲良くなれるし、いい人生送る方法があるよ」といっても、彼らのメソッドは彼らの精神的な柱であるから意見を否定されたと思って耳を貸してくれない。それに参加していない僕は、「彼らの話が理解できなかった馬鹿」とかそういう位置に立たされた。彼らには彼らなりの生き方があるのだろう。彼らが幸せならそれを否定する必要はない、と思うようになった(こっちに迷惑かけてこられるのはお断りだが)。

  大学1年というのはそれまでの高校生とは生活が変わり、一人暮らしをする人もかなり増えるし、授業以外で級友と話をすることが減るという人もいる。サークルで楽しんで、コンパにも行って、バイトでお金稼いで、恋人作って…とおもってたらぜんぜん違ったなぁ、と少し精神がふさいでいる所に「こうするといい人生がおくれるよ!」とアドバイスしてくれる仲間ができるとそこに大学生活の重心を置いてしまう人もいるかもしれない。彼らにとっては、そのアドバイスをしてくれた仲間が大事だし、仲間が教えてくれたことは間違っていないし、それを阻害してくる外野の人間など「築き上げた人間関係を罵詈雑言でぶち壊そうとしてくる悪いやつ」にしか見えないのだと思う。

  また、そのサークルで勧誘してくる人はみんなにいい人生を送って欲しい一心でみんなを勧誘しているので悪気がない。それに対して「これって宗教団体のダミーサークルで、良くないんじゃないですか?」とか言う質問は通用しない。「いいことをするためにやってるのになんでそんな良くないとか言われなきゃならないの?」となる。「僕たちの活動を理解できない大学事務がいるから、僕たちはダミーサークルとしてやらなければならないんだ」そういう論理でうごいている。

  念のため繰り返し書くが、この話と婚学™のことは全く関係ありません。このブログの当該記事と婚学™が「ステキな恋愛をし、ステキな結婚をし、ステキな家庭を作るための力」を養成するために低年次向け全学教育で開講されているという事実とはなんら関係ないので、悪しからず。少なくとも僕は関係ない前提で書きました。

  
 


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