言語を勉強していて、モノリンガルからされる質問第1位は、「日常会話できる?」だと思う。
言語ができる順は、一般的には「その言語を勉強し始めた」「その言語で日常会話ができる」「その言語で専門的な会話ができる」と、進んでいくように見えがちだが、実際には、「その言語を勉強し始めた」「その言語を辞書引きながら何かしら発言できる」「辞書引かなくても話せる(場合によれば専門的な)内容がある」「日常会話(というランダムな話題)に対応できる」の順で、なんでもない日常会話は高度な技量が必要だと感じる。
その次にありがちな質問は、「何かしゃべってみて」。
いきなりフリートークで話すのは、「今から言う文章を翻訳してみて」よりも格段に難しい。あと何をしゃべっても結局わからないといわれるので労力と得られるものが釣り合っていない。悲しい。